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FXトラップトレード手法(その3)

こんばんは。

今回は、前回に引き続きFXトラップトレード手法公開の第3弾ということで、トラップトレード開始以降、相場が円安に動きそうな状況下において取引通貨量をどのように増やしていけばいいかをご紹介します。

客観的に円安が進みそうな場合には通常時のルールよりも取引通貨量を増やして収益拡大を目指します。

具体的には、FXプライムさんの「ぱっと見テクニカル」サービスが円安相場を予想するときには通常のルール以上に取引通貨量を増やします。

※「ぱっと見テクニカル」はFXプライムさんに口座を開設すれば利用できます。右のバナーから申し込みができます。

 

具体的にはどうすれば?についてご案内します。

「ぱっと見テクニカル」で、週足と日足の予想が90%以上の確率で上昇(円安)を予想していれば、客観的に円安相場に動きそうと判断します。

次に、その場合にどう通貨量を増やせばいいか、ですが、基本的には通常時と同様ですが、購入後の最悪の状況を通常時の40円を57.5円に引き上げるだけです。

「ぱっと見テクニカル」が円安相場を予想しているので、最悪の事態を40円まで想定せずに57.5円程度でいいだろう、という考え方で、57.5円の根拠は、トラップの下限の70円とリーマンショック時の最安値である45円の平均というだけで、あまり具体的な根拠はありません。

 

前回同様に例を挙げますと、直近のレートは80.1円ほどですので、70円から82円までNZドル円を1通貨買い、購入後に57.5円に暴落した場合の含み損益の合計額は、

 

(-12.5円)+(-12.9円)+(-13.3円)+・・・+(-23.7円)+(-24.1円)+(-24.5円)=

((-12.5円)+(-24.5円))×(((-24.5円)-(-12.5円))÷0.4円+1)÷2=-573.5円

さらに、FX取引では、取引会社に取引の担保として「証拠金」が必要で、口座残高に含み損益を加えた額が「証拠金」の額を下回る場合に強制ロスカットされるのが一般的です。

ここで、SBI FXトレードさんでは「証拠金額は取引金額の約4%」とし、「証拠金維持率((口座残高+含み損益)÷証拠金額)が50%を下回ると強制決済」とされています。

その証拠金額は、

(70円+70.4円+70.8円+・・・+81.2円+81.6円+82円)×4%=

((70円+82円)×((82円-70円)÷0.4円+1)÷2)×4%=94.24円

以上より、573.5円+(94.42円÷2)=622円が追加の取引量増加に必要な額となります。

これを100円単位で切り上げた700円口座残高が増える毎に1通貨取引通貨量を増やすこととします。(NZドル円レートが80円超え82円以下の場合

 

参考までに、NZドル円レートが80円以下(78円超え)まで下落した場合は、上記と同様に考えて、含み損益額は

(-12.5円)+(-12.9円)+(-13.3円)+・・・+(-21.7円)+(-22.1円)+(-22.5円)=

((-12.5円)+(-22.5円))×(((-22.5円)-(-12.5円))÷0.4円+1)÷2=-455円

証拠金額は、

(70円+70.4円+70.8円+・・・+79.2円+79.6円+80円)×4%=

((70円+80円)×((80円-70円)÷0.4円+1)÷2)×4%=78円

以上より、455円+(78円÷2)=494円必要となります。

これを100円単位で切り上げた500円口座残高が増える毎に1通貨取引通貨量を増やします。(NZドル円レートが78円超え80円以下の場合

 

ただし、「ぱっと見テクニカル」も完全ではないので、リスク管理のために上記の特別ルールの発動には以下の条件を設けます

1.特別ルールに基づくポジションは原則5つまで

 

2.ポジションを持った後に「ぱっと見テクニカル」の予想が変わって通常のルール適用となった場合、その後のポジションにおける取引通貨量は、通常時の取引量から、特別ルールにおける通貨量増加量を引いた量

(初期入金額5万円、その後の口座残高の増加額10万円、最悪の場合の入金可能額35万円、80円から82円の例では、上記のとおり、シグナル点灯時700円毎、通常時1,200円毎に通貨量を増やすので、シグナル点灯時は40万円÷4080円+10万円÷700円=240NZドル、通常時は40万円÷4080円+10万円÷1200円=181NZドルが取引通貨量となりますので、シグナル消滅後は240NZドル-181NZドル=59NZドル取引量を減らします)※2015年12月27日に修正しました

 

3.「2」のルールは特別ルール点灯時に保有したポジション数まで

(特別ルールで3つポジションを持った後にシグナル消滅した場合、その後3つのポジションは「2」のルールで取引量を決定)

 

4.「3」のルールで厳しい基準でポジションを持った後に、また「ぱっと見テクニカル」のサインが点灯したら、再度5つを上限にポジションを保有可能

 

特別ルールに基づき保有したポジションは57.5円までの円高にしか耐えられませんので、そのポジションを持った状態では、さらなるポジションの増加を抑制し、トータル的に40円まで円高が進んでも耐えられるようにするというのが趣旨です、

 

以上のルールに基づき、トラップトレードをやっていきます。

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  • 金持ち父さん見習い

    東京大学経済学部卒のサラリーマンです。
    10年ほど前に、老後の生活に不安を覚え、国内株の長期投資を始め、その後、リーマンショック後にFX取引を開始しました。
    本業が多忙であることもあり、最終的には、FXのトラップトレードでほったらかしにしながらも安定して稼げるのが一番との結論に達しました。
    ここで紹介する手法は、これまでの投資経験から考えたものですが、試行錯誤を繰り返しながらやっていくつもりです。
    また、新しくFX初心者の方を対象に、どのようにFXを学び、トレード技術を磨けばいいか、を新ブログで紹介していこうと思います。
    よろしければ、参考にしていただけたら幸いです。
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